『24時間病気に支配されているのがすごく苦しかった』

 家族に支えられながら治療を進めている平田さんですが、青春時代に病気になったことは今も心に暗い影を落としています。

 (平田京妃さん)
 「普通の人みたいに生活ができるんやったらどれだけ時間がかかってもいいですけど。でもやっぱり高校生活とかも…、自分にとっては大学受験よりも病気と闘っているというか、ずっと24時間病気に支配されているというのがすごく苦しかったですね」

 平田さんには病気が治ったらやりたいことがあります。

 (平田京妃さん)
 「いっぱいおいしいものを食べに行きたいです。何も気にせずに。母がすごく甘いものが好きなので、私も一緒にスイーツ巡りとかしてみたいです」

 普通の生活がしたい。そんなささやかな願いが叶うよう、摂食障害への理解と早期発見できる社会が求められています。

 (2022年9月15日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)