ツヤアオカメムシ、実は東北にいなかった?

「クサギカメムシ」や「チャバネアオカメムシ」は比較的寒さに強く東北地方にも生息しているのに対し、「ツヤアオカメムシ」は本来、主に、九州や四国に多く生息しているとされています。

農研機構植物防疫研究部門 新井朋徳グループ長:
「(ツヤアオカメムシは)冬の間も常緑樹に生息していて、そこの木の中で越冬し、冬の間も汁を吸いながら冬を越している。もしかすると、そういう場所を探し求めて飛来しているうちに、街中の明かりに集まりたくさん来ているのかもしれない」

では、なぜ東北地方で南に生息する緑色のカメムシが、大量発生しているのでしょうか。