代表からの熱い応援演説

衆議院が解散され、衆院選モードとなった10月12日、立憲民主党の代表となった野田氏は、合間を縫って水沼氏の応援へと駆けつけた。

野田佳彦立憲民主党代表
「私の演説を一番聞いて育った若者が水沼秀幸さんだと思っています」
「私のように『地盤』『看板』『カバン』はないけれども野田の志を引き継いでこの千葉4区で分身として活動してくれるのは彼しかいない」

水沼氏も、言葉に力が入る。

水沼秀幸候補
「12歳の時に野田元総理に出会い、この人みたいに世のため人のために役に立ちたいと志を22年間持ち、そしてこの決戦の場にたどり着くことができました。だから今度は私が恩返しをさせていただきたいのです」

熱い握手を交わし、勝利を誓った。

〈応援演説で握手を交わす野田代表と水沼候補、10月12日船橋駅〉

走り続けた12日間。
JNNの出口調査では、新人らしからぬ終始安定した戦いを見せ、開票結果でも自民・木村候補らに大差をつけて勝利を収めた。

水沼秀幸候補
「皆様からの『若い力で古い政治を終わらせろ。政治改革を成し遂げろ』という力強いメッセージであると認識しています。勘違いせず、調子に乗らず、今の環境が当たり前だとは決して思わず、愚直に誠実に、野田代表と共に、世のため人のために、すぐに仕事を始めます。ここからがスタート」

勝利を収めた翌朝も、駅前に立つ水沼氏の姿があった。