タブレット端末で「どの候補に投票しましたか」

そこで大切になるのが二つ目の判断材料である「出口調査」です。

出口調査とは、投票所で投票を終えた人に「どの候補者・政党に投票したか」などを尋ねるものです。数年前までは紙に記入してもらい、それを急いで集計していましたが、最近ではタブレット端末を使用するメディアも増えています。

事前調査には「選挙に行かない人」も含まれているため、どうしても実態からズレが生じてしまいます

一方の出口調査は、投票を終えた人が対象なので、より正確なデータを収集することができます。調査は投票日当日だけではなく、期日前投票でも行っていて、これまでの情報と組み合わせることで「この候補は夜8時ちょうどに当確を出せる」「この選挙区は想定外の激戦だから様子を見よう」などと判断することができます。