2024年10月1日午前6時、東海道新幹線の開業60周年の記念式典が行われました。式典会場となった19番ホームは、60年前、1番列車が出発したホームです。今までに運んだ乗客は約70億人。過去にはこんな驚きの車両もありました。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)
夢の超特急…始まりは1964年
東海道新幹線が開業したのは1964年(昭和39年)。
王貞治選手(当時)が1シーズン55号のホームランを打ち、街にはアイビールックの若者たちがあふれました。そして何と言っても「東京オリンピック」。
首都高速や数々の競技場、開催に向けての建設ラッシュの中、オリンピックに向けての最大の目玉こそが“世界初の高速鉄道”この東海道新幹線だったのです。
東京-新大阪間を約4時間で結んだ夢の超特急に、大人も子どもも夢中になりました。














