只野さんや、現地で活動する他の隊員に会場の様子を撮影してもらいました。2日間にわたる平和展には、ラパス日本語学校の子どもたちや現地の学校の生徒が時間ごとに分かれて訪れました。

(只野さんと子どもたち)
「なんで原子爆弾が広島に落とされたんでしょうか。ちょっと難しいと思います…」
「戦争」
「よく知っているね!」

只野さんは、原爆による被害や広島の平和への取り組み…、世界では今も戦争による被害が出ていることなどを話しました。地元の学校に通うパラグアイ人の生徒たちも、講話に真剣に耳を傾けていました。

(地元の小学生)
「(展示や講話の内容は)信じられませんでした。当時、そこにいた住民の悲しみを感じました」

(地元の高校生)
「(展示を見て)講演で只野さんが語っていた『この時代に生きられる幸せ』を感じさせられました」

平和をつくっていくためのきっかけの一つとして、参加者みんなで折り鶴を折りました。