誰に投票したらいい? 自分の考えに近い政党を教えてくれるサイトも

良原キャスター:
各党の政策などをチェックする時間がない、どこに投票したらいいのわからないという人に向けてのサービスがあります。

「JAPAN CHOICE」の「投票ナビ」は、15の質問に答えると自分の考えに近い政党がわかるというサイトです。

質問項目としては、▼物価上昇に対して政府はどのような対応をとるべきか、▼政治資金規正法についてどう考えますか?、▼選択的夫婦別姓制度導入についてどう考えますか?といった内容です。

質問に対していくつか答えの選択肢があり、それぞれの答えを選ぶと、最終的に、結果(イメージ)がグラフになり、自分の考えに近い政党がわかるようになるということです。

衆院選の各政党の公約などを反映するため、10月18日に公開を予定しているといいます。

サイトを運営するNPO法人「Mielka(みえるか)」は大学生高校生40人で主に活動していて、▼国会議員と対談や、▼選挙について中高生に授業などを行っています。

社会や政治のことを『自分ごと』として身近に考え、若者の投票率向上を目指しているということでした。

井上キャスター:
さまざまなサイトがあるそうなので、活用してみていただきたいです。

今回の選挙は、強い野党が生まれるのか、政治の緊張感が生まれていくのかがポイントともいえそうです。重要性は何なのでしょうか。

岩田 政治部長:
いろいろな政策がありますが、大きな意味では今の与党に引き続き政権を任せたいと思うのか、それとも変わってほしいと思うのか、有権者の判断も問われていると思います。

石破総理は「国民の納得と共感を得たい」と説明していますが、それに対して私たち有権者は納得できるのかどうかを示すのは投票しかありません。

投票日まで12日ありますので、情報を得て判断をして、投票に行くことがとても大切です。

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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局 政治部長 元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当