15日に公示された衆議院選挙。10月27日の投開票に向け、12日間の選挙戦がスタートしました。
衆院選「公示」選挙戦開始 10月27日投開票
良原安美キャスター:
新内閣発足から戦後最短での解散となり、衆院選が15日に公示され、12日間の短期決戦が始まります。
井上貴博キャスター:
自民・公明両党で過半数が取れるかどうかが最大の注目ポイントになりそうです。または、立憲民主党など野党が盛り返すのでしょうか。

TBS報道局 岩田夏弥 政治部長:
公示日を迎え、各党が街頭で第一声を上げました。第一声は“一番最初の訴え”ですから、どこで行うかなども考えていると思います。
東京のターミナル駅など、多くの人が集まる場所で行う党が多いですが、あえて東京を離れて地方で話した人もいるなど、それぞれの考えがありましたね。
政治とカネの問題がきっかけになった選挙ですが、▼物価高対策の税金問題、▼外交問題、▼憲法の問題など、党によって話すことは違いますので、有権者の皆さんは、ぜひ聞き比べたり、見比べたりできるといいなと思います。
今回の衆院選から“10増10減” 過去最大の区割り変更

良原キャスター:
今回の衆院選は前回と異なる部分があります。まずは「小選挙区の区割り変更」です。2022年12月に“1票の格差”是正のため改正公職選挙法が施行され、今回からいわゆる「10増10減」が行われます。
【今回の衆院選から“10増10減”施行】
<10増>
・東京(+5)
・神奈川(+2)
・千葉、埼玉、愛知
<10減>
・宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎
他にも合わせて25の都道府県で140選挙区の区割りが変更になり、この数は過去最大ということです。