台風18号「大型で猛烈」→「非常に強い」に

台風の勢力は、一般に海水温で決まります。27℃以上だと、その勢力を発達・維持します。18号が、台湾の南の海上に達した1日(火)までは、台風は高い海水温で急発達。

中心気圧915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル、強風域の直径は中心から1000キロで、「大型で猛烈な台風」、大変危険な台風となっています。

ところが、2日(水)朝9時、台湾に200キロ以内に近づいた台風18号は、海水温は高いままなのに、中心気圧は915から935ヘクトパスカルに、強風域の直径は、1000キロから300キロになり衰え始めています。現在、「大型」とれ、「猛烈」が「非常に強い」に変わっています。