元トップアスリートの指導と成長
そんな大城選手を指導するのは、顧問の日高一慶先生。
かつて、日本代表として世界陸上男子リレーの補欠メンバーに選ばれたこともある元トップアスリートなんです。
(檍中陸上部顧問 日高一慶さん)
「(自分が)選手のとき以上にドキドキした。(選手のときは)スタートラインに立てば緊張感というかもうやるしかないっていう腹をくくった感じだったが指導者として選手を追う見る立場の方が緊張した」

大城選手も、現役時代の日高先生を知っているようで・・・
(日高顧問)「10何年前よ」
(大城選手)「YouTubeに載ってて、みた」
(長瀬真希スポーツキャスター)「YouTube見たときどうだった?」
(大城選手)「速かった」(笑い)
(大城選手)
「(日高先生は)1人1人に対するアドバイスがしっかりしていて、そこを直したりしていったら速くなったので、すごいなと思う」

元トップアスリートの指導の下、200メートルの自己記録を、この1年余りで、1・5秒縮めた大城選手。その成長を、日高先生は、こう評価します。

(檍中陸上部顧問 日高一慶さん)
「スピード持久というスムーズな走りを身につけたことと、彼が努力して、しっかりとした体作り、筋力が上がってきたというところで、スピードも一気に上がってきてしっかりと結果を残すような選手になったのかなと思っている」
2年生からインターハイに 3年生では優勝や表彰台を
中学生最後の大舞台で躍動した大城直也選手。全国の表彰台を経験し、また新たな目標ができました。
(檍中 大城直也選手・3年)
「(高校では)3年生ではなく、2年生からインターハイに行きたい。(高校)3年生では優勝や表彰台を狙っていきたい」

次の舞台を見据え、走り続ける大城選手。新たな挑戦が始まっています。
※MRTテレビ「Check!」9月6日(火)放送分から