地震の揺れでガスコンロが落下し…

高岡市によりますと、90代女性は地震の揺れで棚の上のガスコンロが落下し、背中に当たったものの、津波の恐れがあったため避難所に避難。一時帰宅後、発熱と胸の痛みがあったため病院に受診、入院しました。

治療を受けていましたが、朝食をとっていた際に、食べ物を詰まらせ窒息で亡くなったということです。

審査会は「被災により、肋骨骨折を患い、避難所生活を余儀なくされるなど生活環境の変化の中、体力が低下し、肺炎による敗血症を招き、既往症である嚥下機能の低下が増悪し、窒息で死亡したと推認され、死亡と災害との間に、相当因果関係があると認められた」としています。