■Tier3(東京五輪のオフィシャルサポーター)なんて全然、相手にされていない

ーー東京五輪の招致が決まって、スポンサーになりたいという、オフィシャルサポーターだと思うんですけども、Tier3をやりたいっていった経緯を聞かせてください。

だからそれは何回か言ったように、そういうスポーツ全体の関わる事業をしたいということで、それで僕らが入ったときには既に、別の社も立候補していましたから、先行してですね。ですからその時にはもうそういう出版権の話はもう決まっていたんだと思いますよ。そうじゃないと僕たち入らないもんね。

ーーまずKADOKAWAさんの方がまず五輪をやりたいと。そして…

いやそしたら他の社が入っているわけですよ。だから他の社と一緒に僕やったらどうなのって言ったの覚えているんですよ。

ーーそれはどなたに?

現場の人たちにね。つまりこんなの業界のためにやるんだから、出版業界のためにやるんだから、一緒にやるべきじゃないのって言ったんですよ。

ーー東京オリンピックどれぐらいのときに?

それはね、よく覚えていないんだけど。そういう本がね、出るか出ないかってちょっと書いてあったかな、報道にあったんだろうけど、僕はそんな、絶対あり得ません。これはもうオリンピック委員会は必ず本を出さなきゃいけないですよ。僕はそう思っているんだけど。だからそういうものを何か働きかけてね、その出版権というのを設定したなんてあり得ませんよ。ただ僕はもうその時に挨拶行ったときに感じたのは、もう「Tier3」なんてもう全然相手にされてないなと。「Tier3」ですから。

ーー挨拶行かれたときに同席されていた方、教えていただけますか。

それはもう覚えていませんよ。覚えてませんよ。

ーー高橋さんはいらっしゃった?

高橋さんはいたし、それからその人もいました。

ーー知人の方ですかね?

ええ。あとはもう、事務局の方が10人ぐらいいましたよ。でもおそらくその人たちもみんな出向かもしれませんけど。

ーーそのときに高橋さんに初めてお会いした?

そうです。