■高橋容疑者は「その人にお願いしなければ雑誌が成立しないくらいの立場」

ーーお支払いしたお金というのが、例えばですけど高橋さんの知人の会社に払われたっていうのは、これはその7000万円っていうのは

それは電通ですよ。電通なんですよ。だから、そういう質問すること自身が、皆さんが予見があるんだと思いますよ。予見はできちゃうわけですよ。だから僕はそんな意識は全くないしねましてその人に会ったとき久しぶりですねっていう雑誌でお世話になったんで。当時の出版界は、その人にお願いしなければ雑誌が成立しないくらいの立場にいましたからね。

ーー7000万円お支払いされたお金が、あの高橋容疑者に…

それもさっき言ったじゃないですか。僕はそれを全然知らないし、それは僕はもう社員を信じますよ。そういうことになってないだろうと。

ーー高橋容疑者にお金が渡ってないっていうご認識で

僕は渡っていないと思います。

ーー一応確認ですがその7000万円のお支払いで、このお金を全部、または一部を高橋容疑者にお渡ししてくださいっていうようなことをお伝えしたことはありますか

一切ありません。

ーー角川さんだけじゃなくてですね、会社の方も

もちろんです。

ーーKADOKAWA側として誰も

僕はそれはしてないっていうふうに信じますよ。だって頭から理事だと思ってるんだから。

ーー高橋容疑者にオリンピックのスポンサー業務に関して便宜の依頼は

高橋さんに、くどいようだけど組織委員会が何らかの権利をいっぺんにっていうのかな。窓口にしたんだと思うんですよ。組織委員会の高橋さんを窓口にしたんだと思うんだよね。組織委員会が高橋さんと電通の窓口にしたんですよ。そうでしょ当時。ずっとそこのところに挨拶に行くしかないじゃない。

ーー最初にですね、一部の報道ではですね、スポンサーというのはそもそも何か出版にはなく…

そんなことないですね。それは50年前の東京オリンピックも講談社がやってますし、それからその間の国際スポーツは全部そういう…公式の方が出てるから、僕たちそんなことがないっていうんだったらばやらないんですよ。