「ひさプリ」=久しぶりにプリクラを撮ること
(調査する大学生 2003年)
「大人の間では使わないような、自分たちだけで使うような最近の若者言葉はありますか?」
(高校生)
「『ひさプリ』?久しぶりにプリクラを撮ること」
調査に同行すると、ユニークな若者言葉が続々と…例えば「4ケタ」。
【4ケタ】
→市外局番が4ケタの人。「田舎の子」という意味で使っていた。
【プルッパ】
→文字通り、プルッと鳴った携帯電話をパッと切ること、いわゆる「ワン切り」のこと。

この時代に急激に普及した、携帯電話に関する若者言葉が多かったんです。他にも…
【パカパカ】
→折りたたみ式の携帯電話。
【パケ死】
→パケット料金(通信料)がかさみ、困っていること。

言葉を紐解くことで見えてくる、この時代の特徴や暮らしぶり。いつの頃も、言葉は時代を映し出す“鏡の役割”を果たしているようです。みなさんが使っていた言葉もありましたか?