専用船のバリカン状ナイフで刈り取り…

魚津水族館 不破光大学芸員「繁殖力がすごく強くて、きれっぱしからでも生えるので。栄養分があって明るい水域なら結構ニョキニョキと育っちゃうかなというイメージですね。春からまた水温が上がってくると、どっと伸びてくるかもしれないですね」

これまで公園を管理する県は、水草の繁殖を防ぐために公園のすぐそばを流れるいたち川から新鮮な水を送り込んでいましたが…。

記者「装置が壊れてしまったため、いたち川の水位が下がってしまい環水公園に水を送れていません」

公園に水を送り込むため、いたち川の水をせき止める「ラバーダム」と呼ばれる装置が故障したことも、水草の大量発生に拍車をかけたとみられます。

こうした事態を解消するために県は、19日、急ピッチで作業に追われていました。

記者「全国にも数隻しかないという専用の船が、どんどん水草を刈り取っています。次々と水草が刈り取られていきます」

水草を刈り取るための専用船。先端に取り付けられたバリカン状のナイフで水草を次々と切断し、水草を貯め込んで容量がいっぱいになったら別の運搬船へと搬出します。