過去3年間で100人以上に卵子提供…うち1割は日本人
大阪の説明会で卵子提供を受けることを決めたAさん夫婦。今年8月、台湾・台中市のクリニック「NUWA生殖医療センター台中院」で提供を受けた後の生活について医師の指導を受けていた。
(妻)「移植した後、おとなしく生活するよりもふだん生活する感じでいいんですか?」
(院長)「身体に負担がかからない生活をして、移植後は細心の注意を払ってください。正常な胚盤胞の場合は妊娠率は70~80%。ガンバリマショウ!」
卵子提供の費用は約260万円。この日は採血検査に加え提供される卵子についてカウンセリングも行われた。ドナーの血液型や体型、顔立ち、学歴などについて希望は伝えられるが、Aさんが希望したのは…
(妻)「(Qドナーの希望条件は?)血液型だけ…。卵子提供できるだけでありがたいからそれ以上は望んでいないです」
このクリニックでは、過去3年間で100人以上に卵子提供を行ってきたが、そのうち1割を占めているのが日本人だと話す。
(NUWA生殖医療センター台中院・王懐麟院長)「日本からこのクリニックに卵子提供を受けに来るのは、40~50代の女性ばかりです。それまで日本で体外受精を10~20回繰り返した人が多いです」