人手が足らない日本で、働けるのに働かない

もう一つは、今、100万円の壁いくらの壁、年収の壁、と言われているものがあります。

それを超えてしまうと、保険料を払わなきゃいけない。控除を受けられなくなる、あるいは手当がなくなってしまう。

だからその前に労働時間の調整をする。

しかし、人手が足らない日本で、働けるのに働かない。この仕組みは変えていかなければなりません。

少し時間をかけてでも、この控除手当、あるいは保険料の仕組み、なくして、働けば働くほど手取りがしっかり増えていく、働けば働くほど将来の年金が増えていく。

そういう仕組みを、入れていかなければならないと思います。

在職老齢年金も同じです。年金は年金としてしっかりもらっていただいて、でも、働けるなら働きたいなら、所得税は払っていただかなければいけないけども、しっかり働いて、ちゃんと手取りを増やしていく。

そういうことをやらなければいけないと思います。