裏金問題に正面から向き合う候補者は?

こうした声に新しいリーダーは答えられるのか。12日午後の候補者演説会では「党の刷新」を訴える声が相次ぎました。

高市早苗 経済安保担当大臣(63)
「『Let’s be reborn』ここらあたりで1回、自民党を鍛え直しましょうよ。作り直しましょうよ」

小林鷹之 前経済安保担当大臣(49)
「党改革を断行します。政治資金改革の徹底は当然です。本当の意味で適材適所の人事を断行します」

候補者たちからは、政治と金の問題を受けた発言も目立ちました。

林芳正 官房長官(63)
「政党交付金の使い方を見直して、皆さんがパーティーにそんなに頼らなくていいような配分を実現します」

加藤勝信 元官房長官(68)
「旧文書交通費は公開することとし、未使用部分は国庫への返納を徹底します」

茂木敏充 幹事長(68)
「党の規律や運営体制、財務体制をゼロベースで見直し、政策活動費も廃止します」

論戦が始まった総裁選に、街では…

女性
国民が決めることができない選挙なので、期待はしたいけど裏で決まってしまうから期待はしてないというか、複雑なところ」

男性
「自民党の中で今までやってきたことが崩れて、政策で勝負するしかないのかな。それを我々はじっと見て、正しい方向を、国民が見ていかなくてはならない