逮捕の“裏金議員”に月129万円の歳費も…国会を欠席し雲隠れ

派閥の裏金事件に端を発し、岸田総理が不出馬を決める事態となった今回の総裁選。一連の事件では、池田佳隆衆院議員が国会議員で唯一、逮捕・起訴されています。

池田議員は、すでに保釈されていますが、国会を欠席したうえ、公の場に一切姿を現さず雲隠れしたまま。

記者
「池田議員の事務所です。今は大きな看板やポスターも外され、シャッターが下りています」

名古屋市の事務所はもぬけの殻。自民党を除名されたものの、今も現職の国会議員である池田議員。毎月129万4000円の歳費と税金のかからない旧文通費100万円、さらに2024年6月には、300万円を超える期末手当まで受け取っています。

池田議員の側近の一人として、ともに活動してきた愛知県議に聞くと…

――池田議員について

愛知県 須崎かん県議
「池田先生、僕、消息分かりません」

――どのくらい前に連絡取ったのが最後か
「全くわかりません、覚えておりません」

街の人からは、裏金問題の解明を求める声も…

女性
「裏金とか、そういうところをはっきりしていただきたい」

男性
「裏金問題もあるから、そういうのがないといいなと。形だけの(総裁)選挙はやってほしくない