「最後までやり切ろうという意見もあったが…」
ぶら下がり取材終了後、江田陣営の議員に話を聞いた。
「朝からなんとか一本化できるならばという動きがさらに加速した」
「江田さんがみんなの意見を聞いてから決めたいというので、午前8時くらいかな、みんな意見を言い合った」
「最後までやり切ろうという意見もあったが、政策で最低限一致できるところとして江田さんが提示する形で引き取った。一本化って簡単なものではないですよ、だってベタ折れですから降りる方は」
と悔しさをにじませた。

現代表の泉健太議員でさえ推薦人集めに苦労した立憲民主党の代表選。女性候補を含む4人で争われることになった。さまざまな党内力学の中で時間ぎりぎりでようやく選挙戦の構図が固まった。
出馬をめぐる攻防だけでなく自民党総裁選に負けない激しい論戦を期待したい。
(MBS東京報道部長兼解説委員 大八木友之)