23日、立憲民主党の代表選が行われ、新しいリーダーに選ばれた野田佳彦元総理。TBS「news23」に生出演し、「親ガチャを死語に」と訴えた真意や、維新の会との関係、政権交代への道筋について聞きました。
野田新代表の「親ガチャ」「国ガチャ」発言に街の人は…
敗れた現職の泉健太前代表は悔しさを隠しませんでした。

立憲民主党代表選3位 泉健太 前代表
「悔しくないと言えばウソになる。本当悔しいし、自分自身の力足らず、修行不足。四股踏んでやり直します。ありがとう、悔しいな」
4人が立候補した立憲民主党の代表選挙。決選投票にもつれ込んだ結果、野田佳彦元総理が新しい代表に選出されました。

立憲民主党 野田佳彦 新代表
「みんなの力・心を合わせて、打倒自民党に向かっていきたい」
政権交代への意欲を見せた野田新代表。教育や福祉について、こんな言葉を使って訴えました。

野田佳彦 新代表
「『親ガチャに外れた』という言葉が流行したことがあった。子どもは親を選べない、その不運を嘆いた言葉。子どもの育ちや学びは社会が支える、そういう社会を作ろうじゃありませんか。そして親ガチャなどという言葉を死語にしようではありませんか。みんながこの国に生まれてよかったと思える、『国ガチャに当たった』と言える国を作ろうじゃありませんか」
「親ガチャ」、「国ガチャ」という言葉のチョイスに街の人たちは…
会社経営(50代)
「若い人向けに心に残るようなワードをあえて使ったと思うんですけど。難しい言葉を使っても伝わらないこともあるし、ちょっと頑張ったのかな」
会社員(40代)
「若い方に政治への興味を持ってもらいたいと考えているのであれば、ちょっと言葉遣いが古い。何年か前の言葉なので」
看護師(20代)
「『○○ガチャ』みたいな言葉は、めちゃくちゃ使う世代ではあるけど、何をもって『国ガチャに当たった』と言えるのかわからない」