台風10号の接近に伴い、各交通機関にも影響がありそうです。

JR西日本は、28日から30日の間に山陽・北陸新幹線や一部の在来線などで、JR九州はあす以降、九州新幹線や在来線などに運休や遅れの可能性があると発表しています。

JR東海は、今月29日から31日にかけて、東海道新幹線の全線もしくは一部の区間で遅れや運休の可能性があると発表しました。また、27日と28日に遅れや運休などが出る可能性があるとしていましたが、この期間はおおむね平常通りに運行する予定だとしました。JR東海によりますと、今後の台風接近に伴う天候の急変などにより、長時間の運転見合わせが発生する可能性があるとしています。

一方、JR東日本は上越・東北新幹線などで計画運休などの可能性があるとしていましたが、台風の進路予報の変化に伴い、さきほど平常通り運行する予定だと発表しました。

続いて空の便です。日本航空と全日空は、あすから29日にかけて大阪・伊丹空港や広島空港、宮崎空港など、九州や関西を発着する便で、遅延や欠航などの可能性があるとしています。

台風10号をめぐっては、気象庁と国交省がきょう午後1時半から緊急の会見を開き、厳重な警戒を呼びかける予定です。