「捉えたと思っても…」「木製に近い感覚」低反発バット球児たちの使用感は?
今年から導入された“低反発バット。
最大直径を3ミリほど細く、金属の厚みを1ミリ以上厚くし、反発性を抑えたバットです。

投手が打球を受けてケガしないようにすることや投手の投球過多によるケガ防止などを目的に今年から導入されました。

夏の富山大会準優勝に貢献した富山北部の4番打者江上櫂世選手(3年生)はー。
富山北部高校江上選手「捉えた!と思ってもホームランにならずフライに終ってしまう。これまでと違って飛ばないなっていう感覚でした。試合では強く低い打球を意識してやっていました」

富山北部高校笹野監督:「これまでのバットと(金属の厚みが)数ミリ違うだけですが、特に力のない子どもにとってはその数ミリが結構大きい気がします。本当に木製に近い感覚。ただ安全面ではいいことだと思います」
