ここには“しゃべり方”をからかう子はいない
石川県川北町から姉と参加した小学3年生の女の子も、言葉が詰まるきつ音の症状を抱えるひとりです。母親によると、学校では友達にからかわれるなど、辛い日々を過ごしていました。
少女「ここでは色々な人のことが知れて楽しかった。学校では喋り方を真似されていやだった」

しかし、ここには話し方をからかう子はいません。同じ症状を持つ仲間と大好きなお菓子作りができたことで、彼女の顔には笑顔が浮かんでいました。
少女の母親「同じ悩みを持つ人がいるのが心強い。楽しそうにしているので良かった」
一方、男子グループで元気に周りをリードしている富山県から参加した小学6年生の少年も学校生活で悩みを抱えていたと母親は話します。

少年の母親「学校では、話し方をからかわれ、『発表で言葉が詰まったらどうしよう』と発表できなかった。ここを利用したことで、しゃべることを嫌がることが少なくなった」
仕上げの作業は輪切りにしたロールケーキを生クリームを使ってデコレーションします。子どもたちには少し難しそうに見えますが…