春の里山を楽しむムラのイベント『旭新緑祭』。

「いぇーい!乾杯!」
県外から来たお客さんを盛大にもてなします。
東京から参加
「去年初めて来てめっちゃ感動して、今年は(友人を)連れてきました」
群馬から参加
「みんなの輪があるじゃないですか。ここの人たちと触れられる、そのちょうど季節なので。最高です」
牛田光則さん
「年に何回か、こういう日があるのはいいですよね。雪国の春の恵みをいろんな方に楽しんでもらって、地域の魅力を知ってもらいたい」
そして、地域のシンボル「ブナ林」を活かす新たな活動もスタートしています。
「昨年から僕らが取り組み始めている『デジタルデトックス』というキーワード。きょう、この時間だけはちょっとスマホのことを気にしないで、この森の声とか火のゆらめきに集中してみませんか…」
かつてキャンプ場だった場所を再生する試み。牛田さんが代表を務める『里山イノベーション研究会』のメンバーが集まり、火を囲みながらアイデアを出しあいます。

牛田光則さん
「もっとでかい鉄板が欲しいなって…」
里山イノベーション研究会のメンバー
「みんなでここ守っていこうということで、何回かここで集うような」
「オンラインで打ち合わせができちゃう中で、リアルに顔を合わせて一緒の空間を楽しめるというのは焚き火の良い魅力だなと思っていますし、空気もおいしくて、こんなに静かなところっていうのはなかなかないので」
牛田光則さん
「いろんなものが揃っている“便利なキャンプ場”というのではなくて、こういう森の中で設備がほとんどなにもないような。『ここが好きだ』といってくれている人たちを巻き込みながら、一緒にキャンプ場を作っていきたい」
牛田さんたちが理想とする里山づくり。新たな賑わいが生まれそうです。