授業で習うのは竹やりや手旗信号など戦争に関するものばかり…。

小林只典さん:
「イ、ロ、ハ、二、こういったやり方をやらされるわけですよ」

『国のために立派に死ぬことが素晴らしい』とされる軍国教育。

子ども同士の遊びにも戦争が浸透していました。



小林只典さん:
「殴り合いも当たり前、喧嘩も当たり前。主として戦争ごっこですよ」
羽田明莉記者:
「それが当たり前?」
小林只典さん:
「当たり前、当たり前。大人も社会も学校もみんなそれが当たり前ですから。そうなって強くなったのが兵隊に行ったときに幅が利く」



生活の一部となっていた戦争…。
満足に食べることもままならない中、働き手の一人として背負子を担いで登校し、水汲みや畑仕事などの労働にあけくれる日々を過ごしていました。