夏の甲子園で仙台育英が優勝し、優勝旗が初めて「白河の関」を越え、東北各地で盛り上がりました。この「白河の関越え」が、なぜ東北人をこんなにも熱くさせるのか?

■「白河の関」を超えるとはどういうことか

8月22日、夏の甲子園大会で宮城代表・仙台育英が下関国際を下し、東北勢として初めて優勝を飾りました。深紅の大優勝旗が念願の「白河の関」を越えたことに東北の多くの人が歓喜しました。
仙台駅では大勢の人が仙台育英選手を出迎える
優勝旗は仙台育英ナインとともに仙台に

しかし、なぜこんなにも「白河越え」に東北の人々は燃えるのか?「白河の関」以北に何か意味があるのでしょうか?歴史を紐解きましょう。