“設定温度”か“風量”か…節電に効果的なのは?

最後に、以下のうち節電になるのはどちらでしょうか?
A「設定温度を下げる」,B「風量を強くする」

節電効果がある風向きは?

MRO北陸放送・兵藤遥陽アナウンサー
「どうでしたっけ…Aかな…」

これはBの「風量を強くする」が正解です。
温度を下げようとすると、室外機がより大きく作動するため、電気の使用量が増えます。一方、風量を強くすると、ファンの音が大きくなるので電気を多く使っているように感じますが、室外機よりも消費電力量はわずかです。また、体感温度は湿度や気流によっても変わるのでBの「風量を強くする」ほうがより涼しさを感じられます。

設定を変えるだけで節電に

また、真夏の日中に設定温度を1度下げるのと、風量設定を「強」にするのとで消費電力を比較すると「設定温度を1度下げた」場合は1.13kWh、「風量を強にする」場合は0.52kWhと、「風量を強にする」場合が半分になる結果となりました。この差を電気代で換算すると約19円の差になります。

皆さんも心掛けてみてはいかがでしょうか?