施設の中では飲み物片手におしゃべりする人たちの姿も見られます。
居場所ハウスをよく利用する人は…

「なんでって、やっぱ集まり処だからねえ。誰かかれか人いるからね。お話したりね、うん」

居場所ハウスは被災者だけでなく末崎町に住む人たちの交流を活発にしようとアメリカの企業の支援により東日本大震災の2年後に建てられました。
築60年の古民家を再利用したもので昔懐かしいたたずまいが訪れる人の心を癒やします。


居場所ハウスのある末崎町の平地区は高台のために東日本大震災の被害は受けず、188世帯が住んでいました。
震災後は住宅の自力再建や高台移転、災害公営住宅への入居などにより100世帯ほど増え、新たなコミュニティづくりが課題となってきました。