ラグビーの日本製鉄釜石シーウェイブスは、12月のリーグ開幕に向けたプレシーズンマッチとなる25日のIBC杯ラグビー招待試合で狭山セコムラガッツと対戦します。
新シーズンを占う大一番での活躍が期待される注目選手を新ヘッドコーチに聞きました。

今シーズンからシーウェイブスの指揮を執るトウタイ・ケフHC。
トンガ生まれ、オーストラリア国籍の指揮官は、現役時代にオーストラリア代表として活躍。

これまでにトンガ代表などでヘッドコーチを務めてきました。
そんな経験抱負なケフHCは、早くもチームの完成度の高さに自信をのぞかせます。

(トウタイ・ケフHC)
「シーウェイブスの選手は情熱や競争心に満ち溢れていると感じる。2か月間いい練習ができていて、週を重ねるごとによくなってきている」

リーグワン・ディビジョン2の最下位に沈み、入替戦でなんとか残留した昨シーズンは、相手に攻め込まれ自陣でプレーする時間が長くなりました。
新たなシーズンでは、その改善を目指します。

(トウタイ・ケフHC)
「シーウェイブスは体の大きな選手がいるわけではないので、ボールを広く動かしていきたい。戦術面だと、敵陣でプレーをしていくことを今シーズンの大きな目標にしている」
ここまでのプレシーズンマッチでは、育成を視野にリーグ戦での出場機会が少ない若手中心の起用が目立ったシーウェイブス。

25日のIBC杯では、開幕を見据え主力の起用が見込まれています。














