東日本大震災から13年4か月経った今でも被災地の課題となっているのが、コミュニティづくりです。
岩手県大船渡市末崎町の住民が、みんなの「居場所」をつくりたいと運営する交流施設を取材しました。

7月20日、大船渡市末崎町の交流施設「ハネウェル居場所ハウス」で、毎月恒例の朝市が開かれました。
生花や焼き鳥、野菜などの販売のほか、包丁研ぎの出店などがあり、朝市は午前8時半のスタートから地域の住民でにぎわいます。

「店屋さんがなくて買いに行かれないから待ってたの、これね。居場所さんに来るやつ」

末崎町は公共交通の数や、店舗が少ないため車を持たない高齢者にとって朝市は大切な買い物の場になっています。