「熱中症」が疑われる人がいたら症状を見極め、呼びかけにも工夫を

自分自身が「熱中症」にならないように対策することはもちろんですが、もし、周りに熱中症と疑わしい人がいた場合、どう対処すればいいのでしょうか。(※1)

【熱中症の応急処置】

チェック(1)
めまい、けん怠感、頭痛、吐き気など「熱中症」を疑う症状がある?

症状があった場合…

チェック(2)
呼びかけに応える?

「はい」としっかりと応えることができた場合
→涼しい場所で服をゆるめ体を冷やすようにしてください。

呼びかけに応えられないような場合
→すぐ救急車を呼ぶようにしてください。

チェック(3)
水分を自力で摂取できるのかどうか

しっかりと飲めた場合
→水分だけではなく、塩分も補給するようにしてください。

摂取できないような状況の場合
→すぐ医療機関へ。そして、発症時の状態などを伝えてください。

チェック(4)
症状が改善したかどうか

改善した場合→十分に休息して回復したら帰宅。

改善しなかった場合→医療機関へ。そして、症状・状態を伝えるようにしてください。

このようなチェック項目が非常に大事になってきます。

ひなた在宅クリニック山王の田代和馬院長は、チェック(2)の呼びかけや、チェック(3)の水分補給にもポイントがあると言います。