調査員
「見てください!国産豚切り落とし、100g89円(税抜き)です。国産鶏もも肉100gで99円(税抜き)です。そしてむね肉は100g59円(税抜き)です」

なぜ、こんなに安くできるのか?

精肉チーフ
「牛肉に関して言えば、一頭買いということで、他社よりも価格を安く抑えられるのと、精肉から始まったということで、受け継がれている、肉を切る技術もあるので」

大容量でまとめ買いを促し、そして、コスト削減。

ロピアがターゲットにしているのは、子どもが2人いる30~40代のファミリー層です。

OICグループ 広報担当者
「支払い方法が現金のみで、常温で飲料やお酒を販売したり、カートにコイン式を導入しており、客自身がカートを戻すことで、人件費などを削減している」

レジを現金のみの支払いにすることで、カード会社に払う手数料を削減。

飲み物は常温販売で、冷蔵庫や電気代などを削減。

独自開発の買い物カートは、4つまでカゴを置くことができます。

100円を入れてカートを借り、定位置に戻せば100円が帰ってくる仕組みで、カートを整理する人件費を抑える徹底ぶりです。

 OICグループ 広報担当
「『低価格で高品質な物を客に楽しんでもらいたい』のと、『同じ商品ならより安く、同じ価格ならよりよい物』を提供して喜んでもらいたい」

さらに、利幅が大きなプライベートブランド商品も販売していて、「にんにくぽんず」や「うにしょうゆ」などが人気です。

普通は他社に生産を依頼するところ、ロピアは食品会社などをグループ化することで、独自性のある、お得な商品を開発できるのです。

そんなロピアには一風変わった独自のシステムが…。