商品価値が低くなった『ウニ』をコンニャクで再生!?
いま力を入れているのが、高級食材のウニ。
(シデカス 寄玉昌宏さん)「未来のウニです。ウニ3:コンニャク7くらいです。商品価値がなくなってしまったようなウニのペーストを、コンニャクの食物繊維の技術で再成型する。ウニって基本、火を通すとパサパサになっておいしくないんですけど、それをおいしくできる」
型崩れなどで商品価値が低いウニにニンジャペーストを混ぜて形を整えることで、新たな食べ方を提案しようというのです。ウニらしさは忠実に再現しつつ、より使いやすい食材になるよう工夫を凝らします。
(シデカス・開発責任者 松本裕文さん)「のりの微粉末を加える。これで磯感を演出する。本当に実験です。食品の開発も普通の実験と同じで仮説の検証だと思っているので」
3Dプリンターで作った実際のウニの型を使い、見た目も追求します。
冷凍庫で凍らせて形を安定させれば完成です。なかなかリアルな出来栄え。『みらいウニ』と名づけました。