販売不振で一時は生産中止に

今では年間2億本を売り上げる人気商品ですが、発売翌年には販売不振で生産中止になったことがありました。

有楽製菓マーケティング部杉田晶洋部長「売れ行きが不振で発売を中止している時期がある。その時期に当時の九州のエリアを担当していた営業マンが『私のお客さんがこの商品を欲しがってくれているし、もっと売れるから再発売、もう一回作ってくれ』と会社に直談判して、それが再発売につながった」

「九州に恩返し!」

「ブランド存続の危機を救ってくれた九州のみなさまに感謝を伝えたい」製造元の有楽製菓は、17日の新聞朝刊にカラーの全面広告を出して、復活を熱望してくれた九州の卸業者や小売事業者を探しています。

有楽製菓マーケティング部杉田晶洋部長「九州で『扱いたい』と言ってくれた方の声がなければ、今のブラックサンダーはない。ブラックサンダーは今、チョコレートのカテゴリーで年間の売上げ数量(本数)が実は日本一。単価が安いので金額で言うとブランドのトップランクには入っていない。ゆくゆくはトップ3ぐらいには入りたい」