「長野県で物件探し」「祖父母や友達に会いに」

 午前7時30分。ギターを背負い大きなスーツケースを持った女性がいました。どこへ行くのでしょうか。

 (ギターを背負った女性)
 「長野県です。もうすぐ長野に移住するので家を探しにいきます」

 でも、「移住」とはなんとも思い切った決断ですね。

 (ギターを背負った女性)
 「最近(長野県に)遊びにいったときに、すごく良いところだなと思って。空が広くて、山と空と田んぼみたいな風景にすごく感動して、『毎日これがいいな』と思ったので決めました。きょう車買うんですけど、それで物件を探しにいきます。(Qきょう車を買う?)きょう車を買います。着いたらすぐ車屋さんに行って、そのあと不動産屋さん行って」

 刺繍の仕事を続けながら、9月には長野での新生活を始める予定です。
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 午前8時10分。帰省のためにバスを利用する人の姿もありました。

 (小学5年生 服部紗和さん)
 「徳島県へ。おばあちゃんの家に行きます」
 (母・綾さん)
 「私はこの子を預けて帰ってくるので。お盆はこの子だけ実家でお願いして」
 (服部紗和さん)
 「(Q徳島では何をしようと思っている?)だらだらする」
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 今回の帰省では、おじいちゃん、おばあちゃん以外にも会いたい人がいるといいます。

 (母・綾さん)
 「(実家の)前の家に同じくらいの年代の子がいるので。(Qその子と会うのも久しぶり?)めっちゃ久しぶりやな?去年はコロナだったので顔も合わせてないので、(家に)こもっていたので。だから久しぶりやな?4年ぶりぐらいちゃう?もうでっかくなってるで」
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 4年ぶりの再会に期待と不安が入り交じります。そしてこの2日後、紗和さんはその友達と無事に会えました。最初は少しだけぎこちなかったけれど、すぐに打ち解けたんだとか。家ではおじいちゃんが釣った鮎を食べ、カメラに話してくれたとおりだらだらと過ごしているんだそうです。