盲導犬は10歳前後で引退することになっています。元気なうちに引退し、のんびり余生を過ごすためです。引退が近づく盲導犬コニーとその家族の絆を喜入友浩キャスターが取材しました。
引退近づく盲導犬コニー 家族との絆

この春、9歳の誕生日を迎えた盲導犬「コニー」。コニーのパートナー、 小暮愛子さんと家族になって8年になりますが、この日は特別なものになりました。

小暮愛子さん「引退前のラストイヤーなのでもう寂しいです。もう子どもみたいなものなので」

盲導犬は10歳前後で引退することになっていて、コニーも今年いっぱいを目途に引退します。
小暮さんは4人家族のお母さん。今日は”煮込みハンバーグ”を作っています。

小暮さん「(今はどのように見えますか?)全く見えないんですけど、真っ暗ではなくて真っ白です。見たいなと思うものは見えないです」

家族全員 「いただきます!」
夫 賢也さん「おいしい」
長女 真子さん「普段、言わないのにね」
小暮さん「言わないのにね」

コニーは食事が終わるのを、じっと待っています。