一方、佐渡の観光は…?

【佐渡観光旅館連盟・本間東三夫会長】
「いよいよ待ち遠しいところに来てますけど、正直なところふたを開いてみないと分からないかなと」
佐渡観光旅館連盟の本間東三夫会長も、佐渡の観光業として世界遺産登録の行方を期待とともに見守っていますが、現時点で見えている、佐渡ならではの観光の課題があると話します。
【佐渡観光旅館連盟・本間東三夫会長】
「佐渡の場合は通年営業している宿が少ないんですよ。各地区に1軒あるかないかくらい、今後通年営業をしていける形をとっていかないといけない」
現状、夏場と冬場で繁忙期と閑散期の差が大きい佐渡市。
登録の判断の時期が夏場の書き入れ時と重なり、観光客が急増すると、多くの観光客を受け入れきれません。
そのため、年間を通じた観光を実現したい考えです。

佐渡市でも、四季折々の魅力を発信しながら、「もう一度来てもらう」ことに力を入れています。