工芸分野の第一線で活躍する作家の作品を集めた、日本現代工芸美術展・石川展が金沢21世紀美術館で始まりました。
この展覧会は4月に東京で開かれた日本現代工芸美術展の巡回展で、会場には漆芸や染色など幅広いジャンルから99の作品が並び、能登半島地震からの復興を願った蒔絵のパネルも出品されています。
こちらは、初出展の久保芳美さんが製作した「あぜの蛍」

輪島市の観光名所・白米千枚田のあぜを和紙で円形に表現した高い技術が評価され、一般の部で最高位の「現代工芸大賞」を受賞しました。
巡回展は9日までで、会場では石川の現代工芸展も併せて開かれています。