海で遊ぶ人たちを注意深く見守るライフセーバー

午前9時半、海水浴場がオープンです。3年ぶりの須磨の海、子どもから大人まで思い思いに夏を楽しみ、浜辺には歓声が響き渡ります。

そんな中、海で手を振るグループがいました。手を振っているのは「助けて」のサイン。すぐさまライフセーバーがボードに乗って様子を見に向かいます。

そして戻って来たライフセーバーに話を聞くと。
(ライフセーバー)「全然大丈夫です。半分ふざけているんです。でもこれから(潮が満ちて)深くなるんで。いつポンと(事故が)起こるかわからないんです」

話している間も別の子どもの姿が目に入りました。
(ライフセーバー)「ほらほら、あれが溺れるサイン。あの子まだ足ついてない。また深いところいくでしょ。だから沈む前にいかに見つけるか」
海での事故を未然に防ぐのがライフセーバーの使命。気になったことはすぐさまスタッフの間で共有します。

ビーチのオアシス「海の家」も3年ぶり。店の常連とオーナー、久しぶりの再会に会話が弾みますが、コロナ前には18軒あった海の家も今年は6軒のみ。お客さんも減り、かつての賑わいとはほど遠いようです。
(海の家のオーナー)「皆どこに遊びに行ったんですか海に行かずに。夏は海でしょ!」