関係者が懇談会開催への思いをひと際強くしたのが5月1日、熊本県で開かれた伊藤信太朗環境大臣と関係者との懇談会でした。

水俣病患者連合 松崎重光 会長
「私はいつも家内と話していました」

環境省の職員
「申し訳ございません。話をおまとめください」

水俣病患者連合 松崎重光会長
「…」

団体側が発言する際、持ち時間の3分を過ぎたことを理由に環境省側がマイクの音を絞り、懸命の訴えを遮ったのです。

県内の被害者団体はこれに抗議するとともに、新潟での懇談会の開催と伊藤大臣の参加を求めるよう県に要望しました。

しかし…
31日の懇談会に伊藤大臣の姿はありませんでした。