静岡県浜松市で、自分たちで捕まえたあるものを食べる体験会が開かれました。近い未来に懸念されている食糧危機の救世主になるかもしれないその食べ物とは?

8月7日、浜松市の中心部にある市民の憩いの場・浜松城公園に集まったのは、およそ40人の子どもたちです。手には虫取り網に、虫かご。公園の林に生息する、ある生き物を捕獲するというのです。それは…

浜松城公園に生息するセミを捕まえる子どもたち


山口駿平記者「子供たちが公園でセミ取りをしています。実はこのセミがきょうの食材なんです」

子どもたちが狙っているのはセミ。中でもメスのセミが、肉厚でおいしいというのです。炎天下の中、こどもたちは林の中を駆け回り、食材を探しました。気がつけば、虫かごはセミでいっぱいに。


日本では昔からハチノコやイナゴなどを食べる文化がありましたが、今回食べるのはセミ。中国や東南アジアに加え、アメリカの一部でも食べられているといいます。