ブレイキンの魅力を子どもたちに

岩永さん:
「まさにここ(諫早市体育館)で自販機の灯りを頼りに。(出入り口のガラスに)ちょうど体が映るんで、こうやって自分の身体を見ながら踊ってました。できないなりにも楽しかったんですよね。気がついたら時間を忘れてやってるって感じでしたね」

小中学校の同級生・宮崎浩二さん。岩永さんをブレイキンに誘った友人です。
※宮崎さんの「崎」の漢字は正しくは「﨑=たつさき」

宮崎浩二さん:
「(ブレイキンを始める前とは)もう全然別人ですよね。(ダンスを)切磋琢磨していくうちに、すごく明るくなっていったり、結構コミニティが拡がっていって。彼が率先して長崎のダンスシーンを引っ張ってるんで、僕は微力ながらですけど、お手伝いできたらなと」
岩永さん:「心の支えになります、うん」

パリオリンピックまで3か月を切った5月6日、長崎県大村市でブレイキンの無料体験会を開きました。子どもと保護者、約20人が参加しました。

岩永さん:
「ブレイクダンスってどんなダンスか見たことある人?」
参加者の子ども:「ある!」
岩永さん:「お!いーねー、いーねー。そう《頭でくるくるするやつ》だと思うね。ブレイクダンスって実は色んな技があるので、まずみんなに見てもらいたいと思います」

オリンピック種目になったとはいえ、まだまだとっつきにくいイメージを持たれることも多い「ブレイキン」。気軽に触れてもらえるよう基本的なリズムや動きを親子で楽しく体験できるメニューを考えました。

子ども「回るところが楽しかったです」

父親「ゴールデンウイーク明けから(ブレイキン)習わせます」

子ども「楽しそうだから」

岩永さん:
「ダンスを始めてもらう。どうこうはとりあえず置いておいて。ブレイキン=ブレイクダンス、とりあえずやってみて、なんとなく見るところがわかったら、オリンピック見るの楽しいと思うんで」