長男・颯太さん:
「すごいかっこよかったですね、速くて」

長女・柊花さん:
「パパとか速く走ってる人を見ると、ああいいな、かっこいいなと」

次女・凛花さん:
「速いし、かっこいい」

練習をがんばれる理由を聞いてみると…

次女・凛花さん:
「お菓子とか買ってもらえる(笑)」

記録が伸びずにつらい時期もあったという颯太さん。

そのとき父・祐太さんは。

颯太さん:
「相談はしないけど、向こうからアドバイスをしてくれました」
「(記録が伸びなかった)小学6年の時とかは、小学生最後なんだから、後悔ないようにやれみたいな感じで言ってもらいました」

祐太さん:
「私自身、駅伝が好きで、そこに出続けたい思い。それと子どもがやっているので、背中を見せ続けられたらというところで続けています」
「子どもの成長も近くでみられるので、励みになっています」

アスリート一家の食卓を見せてもらうことにしました。

栄養士の資格を持ち、小学校で給食の調理に携わる園子さん。

家庭での「食育」は?

園子さん:
「好き嫌いは許さないので、嫌いなものでもちゃんと食べるように言ってますけど」

栄養のバランスを心がけているとあって、オムレツやサラダなどタンパク質も野菜もたっぷり。

そして、小山家の特別メニューが「ネギ塩豚(ぶた)どん」です。

祐太さん:
「どういうときに食べるの?」
次女・凛花さん:
「あ、大会の前」

園子さん:
「豚肉で疲労回復と、ネギで血流をよくして、下にご飯をいっぱい入れてエネルギーを」



また、大会の朝は、オレンジジュースとおにぎりが定番だそうです。

家庭でも自然と競技の話になります。

園子さん:
「目に見えて結果がわかるので、家族で比べられたりとか、つらい部分もあるかなと思うんですけど、練習の辛さや楽しさ、同じ気持ちを共有できるので尊敬しあえる」

中学生から社会人の男女9人でつなぐ市町村対抗駅伝。

今年は、1区の小山柊花さんから、2区の颯太さん、3区の祐太さん、そして6区の園子さんへのたすきリレーが実現。

凜花さんは小学生駅伝に出場します。

柊花さん:
「楽しみです。頑張ってたすきを渡そうと思います」
祐太さん:
「自分のことより子どものことが気になってしまう」
「後に私含めて社会人がいますので頑張ってほしい」

2023年は14位だった東御市、今年の目標は。

東御市 漆原一樹監督:
「ひと桁台あるいは入賞とかいきたいなと。市町村駅伝はスピードが速い。ほかのチームの内容によってはどこまで食い込めるか」

力のある社会人を柱に、チームワークで東御市発足20周年の節目を飾りたいと意気込みます。



全員:
「入賞目指して頑張るぞ!東御~」