一方、新潟県警も、行方不明者の保護を目的とした新たな取り組みを始めました。登録者にメールで情報を伝える『ひかるくん・ひかりちゃん 安心メール』です。

2007年に始め、これまで不審者情報や事件の発生などを配信してきましたが、今年4月から新たに認知症の高齢者などが行方不明になった際の『行方不明者情報』を配信を始めました。行方不明になった日時や場所、その人の身体的特徴や着ている服などの情報を配信し、保護への協力を呼びかけます。

新潟県警本部 生活安全企画課 田中幸永子課長補佐
「高齢者の見守りに協力できる一般の方や各自治体、関係機関などに速やかな手配を可能とするため、メールによる手配に切り替えたものとなります」
メールを使うことにより、より多くの人に情報が伝わり発見・保護につながることが期待されています。

新潟県警本部 生活安全企画課 田中幸永子課長補佐
「もし認知症の家族の姿が見えないと思ったら、ちゅうちょせず、なるべく早く連絡をしてください。また行方不明者の早期発見・保護につなげるため、多くの皆様に安心メールにご協力いただき見守りの場に加わっていただきますようご協力お願いします」
認知症の人を家族だけで見守るのには限界があります。
地域で、そして社会で、支える体制づくりが求められています。















