中谷淳代表「静かに食べてくださーい」
2年生「ちょっと嫌だ。お話して食べたいけど、コロナが早く収まってほしい」
3年生「しゃべれんのは嫌やけど、コロナにかかるのが一番嫌だから」
◆「熱中症」対策で屋外遊びは控える

さらに、今年の夏休みは警戒していることがもう一つあります。熱中症です。猛暑で湿度も高い日が続く中、屋外に出て公園で遊ぶのはしばらく控えることにしました。
一方で、換気をしているとはいえ、屋内で長時間過ごすことになれば、今度は感染対策に不安が出てきます。
中谷淳代表「できれば風通しが良い、距離が取れるところで過ごせるのが理想だと思うんですけど、熱中症もケアしつつコロナも、両方の対策しているところ」
◆「夏の思い出作り」に工夫

とはいえ、今は夏休み。様々な警戒をしながらも、木陰でのボールすくいを企画したり、水辺に連れて行ったりと、楽しい思い出を作ってもらう工夫もしています。

施設の負担は増す一方ですが、それを頼りにしている保護者は少なくありません。

保護者「コロナ禍で心配ではあるが、子供たちの交流も減っていくので、ふれあいの機会はとても助かっている」「コロナ禍でどこにも連れて行ってあげられない状況なんですけど、感染対策しっかりしながら、遊ばせてくれたり色々な体験させてくれたりするのが助かる」
◆学童保育施設の“苦心の夏”
学童クラブ「すだち」中谷淳代表「いろいろな制限がある中で、子供たちの楽しみはできるだけ作りたいと思っているので、安全面というのを第一に考えて、あと残り1か月過ごしていきたい」

感染対策と、熱中症対策と、夏の思い出作り。その微妙なバランスを取ることに苦心している学童保育施設の夏は、あと1か月続きます。