小さな防災士が描く夢 「助け合える地域社会」目指して

比嘉夏希 さん

「目の見えない人とか落ちちゃうかもしれないし、デコボコだから。(道路の)ひび割れからも草とかが生えてる」
(Qどのような影響がある?)
比嘉夏希 さん
「避難しているときにガタゴトなったり。車いす押していたら、ガタゴトなっちゃったり」

見つけた問題点を、防災マップで示しながら地域の自治会長へ伝えます。

比嘉夏希 さん
「草もぼーぼーしていた」
沖縄市 大里自治会長 島袋厚子さん
「足に当たるよね」
比嘉夏希 さん
「結構背が高かったから体にもあたった」
沖縄市 大里自治会長 島袋厚子さん
「小さい子どもだとね」

沖縄市 大里自治会長 島袋厚子さん
「こういう小さいお子さんでも防災に関心を持っているということを周囲の方々に周知して、自分たちもちゃんと意識しないといけないなっていうチャンスになってくれると思います。(地域の)リーダーとして育ってくれたらいいなと思っています」

学んだ知識を家族や地域の防災に生かしていきたい。災害時に地域で助け合える環境をつくっていくことが、夏希さんの大きな目標です。

比嘉夏希 さん
「みんなで助け合った方が自分も助かるし周りの人も助かるから、お互い情報を渡したり、物を渡したりとかして地域の連携をとっていきたい」

小さな防災士の優しいまなざしが、地域防災へと注がれています。