思い出の品は「棺桶ボックス」へ
つづいて樫内さん宅から山のように出てきたのが、年賀状。

安住アナも、江藤アナも捨てずに残しているそうですが、紙片付けでは捨てるのが基本なんだそうです。
片付けアドバイザー・石阪京子さん:
「今年いただいた年賀状と去年いただいた喪中ハガキは『使う目的のある紙』なのでそれだけを残しておけばいい」
年金定期便などの封書も、取っておく書類ではなく、確認するための書類なので、内容が正しいかどうか確認したら捨てていいんです。
さらに、なかなか捨てられないのが、子どもが描いた絵などの作品です。

スタジオからは「これは捨てちゃダメでしょう!」という声が上がる中、片付けアドバイザーの石阪さんは「残すなら額に入れて!額を買ってまで残すかどうか」とバッサリ。
写真に撮ってデータで保存すればいいとのこと。学校の年間予定表や連絡網、レシピや名刺などもデータ化することが紙片付けのコツです。
それでも、やっぱり捨てられない思い出の品はあるものです。紙の整理を続ける樫内さんが封筒の中から見つけたのは、子どもからもらった手紙。「これめっちゃ嬉しい!お金より嬉しい!」 これはどうしたらいいかというと・・。
片付けアドバイザー・石阪京子さん:
「棺桶ボックス行きかな。私も作っているけど、自分が亡くなった時に棺桶に入れてもらうものを集めて置いておく」
プロのアドバイスを受けて自宅の紙を整理すること5時間。樫内さん宅の床一面にあった書類の山から出た不要な紙は、ゴミの袋10袋分にもなりました。「こんなに少なくなるなんてビックリです!」
