「繊研新聞」 青木さん:
「女性の身体のラインとか、腰の丸みがあるとか柔らかい肌感があるというものを、女性自身が賛美しながら強調するということで、この春夏結構出てきている」

マーケティング部 原千昌:
「見るからにこういった服はハードル高すぎますよこれ」

「繊研新聞」 青木さん:
「例えば白いTシャツの上にビスチェを重ねるスタイルだと取り入れやすい」

バブル期はセクシーなボディコンシャスでしたが、今、時代は、ヘルシーなボディープライズです!

生地革命 洗えて撥水効果もある”シルク”生地

さらに、糸や生地の担当者は今、”生地革命”が起きているといいます。

「繊研新聞」 編集部グループリーダー 中村恵生さん:
「ナノデザインです。」

ナノデザインとはポリエステルで、天然のシルクも完全再現できちゃう技術のこと。生地の元になる繊維の形を、ナノレベル、100万分の1ミリ単位で変えることができ、希少なカシミヤでも毛皮でも、どんな繊維も精密な再現が可能に。

「繊研新聞」 中村さん:
「糸を作る工程というのは、ドロドロに溶けた繊維の原料を口金という細い穴から出して糸にしていくんですね。繊維の断面を細かくナノサイズでコントロールすることで、いろんな機能を持った生地とかが作れるようになるんです。」
さらにすごいのが、本物を超える性能にできること。

例えばユニクロのダウンでは、シルクのような肌触りに”撥水効果長持ち”をプラス。またシルクそっくりなドレスでも、ナノデザインなら洗濯OK。これまでもシルクに似せたポリエステルはありましたが、天然シルクと同様、ミシンで縫うと縮んで波打ち模様が出やすいのが弱点でした。しかしナノデザインなら、伸縮性を持った波を打たない生地ができ、美しく大量生産が可能になったんです。

「繊研新聞」 中村さん:
「ここの引き出しは無限大で、色々な生地がこれからどんどん出てくると思います。」

安住アナが気になったモノ

ファッショントレンド「ボディープライズ」や革命的繊維「ナノデザイン」の紹介を受けスタジオでは…

安住アナ:
「やっぱり(繊研新聞で)働いてる記者の皆さんオシャレでしたね」と、ちょっと違うところも気になった様子。

一方、日向坂46の松田好花が気になったのは、入居5000人待ちの防音マンション「ミュージション」。

日向坂46 松田好花:
「私結構夜にテレビを爆音で見ちゃって、お父さんに怒られることがあるので、あの部屋だったらテレビを爆音で見られるなって思っちゃいました。」

これに対して安住アナは「同じ部屋にお父さん住んでたら駄目だよね。」とすかさずつっこみ。松田も苦笑いで「確かに別の部屋で」と答えていました。

(THE TIME,2024年4月16日放送より)