3月18日、オランダパビリオンの工事が本格的に始まりました。大型クレーン車や発電機などが次々と敷地へ運び込まれます。この日は基礎を打つ準備段階として、地盤が崩れないようにする工事が行われ、職人らが方向を細かくチェックしながら、鉄骨をどんどん埋めていきます。施工するのは大阪の中堅ゼネコン。”何でも再利用する”というオランダの考え方をどう受けとめているのでしょうか。

 (淺沼組 オランダパビリオン新築工事 山下哲一所長)「率直に、聞いた時は驚きました。正直言って1回つくってつぶした方が早いイメージもあるんですが、循環型社会の考え方のうえで1つ1つ丁寧にばらせるようにつくっていく、これもまた我々の使命かと思っていますので、できる限り期待に応えたいと思います」